単勝の人気別の勝率一覧をお探しですか？
１番人気の馬が最も勝率が高く、人気が落ちてくれば勝率は落ちていくもの。それは当然のように感じますが、果たしてどれ位の勝率の違いがあるのかをはっきりと分かっている方は少ないのではないでしょうか。
勝率が分かっていればある程度は自分の中でデータ通りに馬券を購入する事が出来るようになりますし、勝率を知っている事で自分が馬券を購入する時の一つの目処にもする事が出来ます。
という訳でこの記事では単勝の人気別、オッズ別などの勝率一覧をまとめて紹介していきます。人気別のおいしい単勝の買い方も合わせて紹介していきたいと思っていますので、是非参考にしてみて下さいね。
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１番人気の勝率は脅威の約３３％
それでは早速ではありますが単勝の人気別の勝率を紹介していきます。膨大な量のデータがある競馬で、データを分析するソフトも無数に販売されていますのでこのようなデータは今や簡単に計測する事が可能となっています。
- １番人気⇒勝率32.8%
- ２番人気⇒勝率19.0%
- ３番人気⇒勝率13.3%
- ４番人気⇒勝率9.2%
- ５番人気⇒勝率7.5%
- ６番人気⇒勝率5.5%
- ７番人気⇒勝率3.8%
- ８番人気⇒勝率3.1%
- ９番人気⇒勝率2.2%
- 10番人気⇒勝率1.2%
- 11番人気⇒勝率1.3%
- 12番人気⇒勝率0.9%
- 13番人気⇒勝率0.7%
- 14番人気⇒勝率0.0%
- 15番人気⇒勝率0.2%
- 16番人気⇒勝率0.1%
- 17番人気⇒勝率0.0%
- 18番人気⇒勝率0.0%
中央競馬の人気別勝率は上記のようになっています。最も高いのは当然ですが１番人気の馬の約３３％という結果。これは他の人気と比較しても格段に高い数値となっていますので、いかにして人気通りに競馬が勝利する事が多いのかが良く分かるかと思います。
２桁人気台の確率で勝利する馬は１番人気から３番人気まで、４番人気から８番人気あたりの中穴と呼ばれる馬の勝率は１桁台となっていますので、１００回レースがあって１０回以下となります。これをピンポイントで見事に的中させるのは相当な至難の業であるという事が分かります。
それ以下のいわゆる大穴と呼ばれる的中に関しては、１００回に１回あるかないかのかなり小さな確率です。１回あればいい方で、奇跡としていいようがない数値になっている勝率もありますので、単勝で稼ぎたいと考えている方はそのような奇跡を追うのは現実的ではないと言えるでしょう。
１倍台前半の勝率は約６２％！
上記では人気別の勝率を紹介してきましたが、ここからは少し踏み込んでオッズ別の勝率をまとめて紹介していきたいと思います。
- 1.0～1.4⇒勝率62%
- 1.5～1.9⇒勝率45%
- 2.0～2.9⇒勝率31%
- 3.0～3.9⇒勝率23%
- 4.0～4.9⇒勝率18%
- 5.0～6.9⇒勝率14%
- 7.0～9.9⇒勝率10%
- 10.0～14.9⇒勝率7%
- 15.0～19.9⇒勝率5%
- 20.0～29.9⇒勝率3%
- 30.0～49.9⇒勝率2%
- 50.0～99.9⇒勝率1%
- 100.0～⇒勝率0%
オッズ別の勝率一覧は上記のようになっています。注目すべきはやはり1.0～1.4の勝率の高さではないでしょうか。何と勝率は脅威の60％越えとなっていますので、10回に6回は勝利するという、競馬で言えばかなり信頼度の高い確率と言えるのではないでしょうか。
そもそも単勝オッズ1.0～1.4というのはガッチガチの本命馬であるという証。そういった馬は大抵の場合は実力が抜きん出ているケースが大半なので、いい騎手が騎乗する場合が多く、調教などもお金をかけてしっかりと行います。
ガッチガチの本命に指定された馬は順当に勝つケースがとても多いと、この勝率を見てみると断言できます。
回収率が最も高いのは単勝オッズが８番人気の馬
上記で単勝人気とオッズの勝率を紹介してきましたが、競馬において最も重要な点は勝率ではなく回収率です。という訳で、合わせて人気馬の単勝回収率も紹介していきます。
- １番人気⇒78%
- ２番人気⇒80%
- ３番人気⇒82%
- ４番人気⇒78%
- ５番人気⇒84%
- ６番人気⇒80%
- ７番人気⇒74%
- ８番人気⇒89%
- ９番人気⇒74%
- 10番人気⇒53%
- 11番人気⇒80%
- 12番人気⇒59%
- 13番人気⇒68%
- 14番人気⇒0%
- 15番人気⇒45%
- 16番人気⇒24%
- 17番人気⇒0%
- 18番人気⇒0%
これは単勝人気と回収率の表になりますが、これを見てもらえれば分かる通り回収率という面では８番人気の馬に賭けるのが最も稼ぐ事ができるという事が分かります。
しかし上記で紹介した勝率という点では８番人気の馬の勝率3.1%ほど。これをどう見るか、どのようなレースでどのように回収率と勝率のバランスをとっていくかが競馬の難しい点であり醍醐味であると言えるかと思います。
単勝で勝つために大切なのは的中率と回収率のバランス
上記で単勝馬券の勝率と回収率のデータを紹介してきましたが、何より重要なのは勝率と回収率のバランスを調整するという点です。
回収率の項目を見てもらえれば分かる通り、競馬は人気馬をずっと購入し続けて勝てるほど甘くはありません。かと言って、人気が低くオッズが高い馬ばかり購入していても利益を上げる事ができないというのが難しい所。大切なのは勝率と回収率のバランスを維持するというもので、これができるかできないかで利益という点では大きな差が出てくるという訳です。
分かりやすい所で言うと単勝オッズが1.0～1.4の馬の勝率62%と驚異的な数値となっています。一見すると、この馬を常に買い続けていれば勝率は６２％な訳だから必ずプラスになると思ってしまいますよね。しかし、そうではありません。
１番人気の馬の回収率は78%となっていますので、常に１倍台前半の馬を買い続けていても回収率はプラスにならない所か、かなりのマイナスになっていくという訳です。
上記でも紹介したように回収率だけを考えればベストなのは８番人気の馬ですが勝率は約３％程です。単勝馬券で回収率を上げるのには有効ですが、１着から３着まで全てを着順通りに当てなければいけない三連単などでは選ぶ価値が低いという見方がいえます。
三連単であれば高額配当を得る事ができますので、そうなったら勝率の高い馬を軸で固定するのが基本的な考え方になります。という訳で三連単や馬単など、高額配当がでて複数の馬の着順を当てなければいけない券種と単勝馬券では、そもそもこの根本的な考え方から違うという訳です。
単勝馬券であれば８番人気の馬を購入するのが吉ですが、三連単などではまず１着を当てなければいけませんので、単勝のように一か八かの穴馬を軸にするメリットが少ないという訳なんですね。
まとめ
単勝の人気別勝率、オッズ別勝率、人気別の回収率や単勝馬券で勝利する為の考え方についてまとめて紹介してきましたが参考になりましたか？
単勝は競馬の中で最もシンプルかつ分かりやすい券種ではあるものの、だからこそ奥が深く、的中率と回収率のバランスを調整するのがとても難しい券種であるとも言えます。三連単など高額配当になる馬券であれば、まずはオッズなど考えずにくると思った馬を指定するというのが一般的ですが、単勝の場合はくると思っている馬をあえて切り、オッズを見ながら買い目を変更していかなければ回収率を上げる事が出来ません。
単勝馬券の勝率や回収率などのデータを駆使して予想をしたいという方は是非この記事を参考にしてみて下さい。人気別、オッズ別の勝率は自分が予想する時に参考にできるものだと思いますよ！
