競馬の単勝の過去最高配当がいくらか知っていますか?
競馬はロマンです。WIN5では4億円という過去最高額となる払い戻し金額が誕生したり、三連単などでも数百万円や多くて数千万円の払い戻しを手にする事ができる人が少なからず存在するのが競馬の魅力です。
そんな競馬の中でも、単勝馬券は複勝に次いで配当が少ない券種であるとされています。
そんな配当が少ない券種である単勝でも、過去最高配当額はとんでもない大金になっているんですよ。という訳でこの記事では、各券種の過去最高配当を中心に競馬のロマンである最高配当について詳しく紹介していきたいと思います。
単勝の最高配当は56,940円!
競馬史上最大の払い戻し金額は2014年4月26日に開催されたレースの56,940円が最高額です。これが単勝での払い戻しという事に驚きを隠せない人はとても多いと思いますが、このレースは2014年に開催された福島5日8R4歳以上500万円以下、芝1,200メートルのレースとなり、1着に輝いた馬はリバティーホールという競走馬になります。
今回更新される前の単勝最高配当額は、1955年10月22日の阪神競馬場第6レース「アラブ系4歳以上オープン(芝2,000m)」で8頭中の最低人気であった6番タチバナヒメ(谷八郎騎手)が勝利して記録した55,870円だったので、この記録は実に59年ぶりの更新という事になります。
騎乗していた騎手と調教師は以下のようにコメントしています。
リバティーホール号を激走させて勝利に導いた西田騎手は、まさかの勝利に驚きを隠さず「放牧とブリンカーの効果があったのでしょうね」と勝因を分析。リバティーホール号を管理している堀井調教師も、東京競馬場のテレビで今回の勝利を観戦しており「まさか、勝つとは思ってなかった」と騎手同様に驚愕をあらわにした。
出典元:ウィキニュース
まさかの展開に騎手も調教師も驚くという結果に。
ちなみにこの単勝馬券を見事にゲットした人の数は279人で、関係者ですら予想できなかった結果を見事に的中させるという事で高い注目を集めました。
ちなみに中央競馬における他の券種の過去最高配当は以下のようになります。
- WIN5 420,127,890円 各競馬場 2016年08月21
- 複勝 16,110円 福島競馬場 2010年06月26日
- 枠連 123,410円 小倉競馬場 1970年02月22日
- 馬連 502,590円 中京競馬場 2006年09月09日
- 馬単 1,498,660円 中京競馬場 2006年09月09日
- 三連複 6,952,600円 中京競馬場 2006年09月09日
- 三連単 29,832,950円 新潟競馬場 2012年08月04日
- ワイド 129,000円 中京競馬場 2017年12月03日
地方競馬の単勝最高配当は205,760円
ちなみに中央競馬よりももっと凄いのが地方競馬。中央競馬の単勝過去最高配当は上記で紹介した56,940円ですが、2001年7月18日に開催された姫路競馬場で出た単勝過去最高配当は205,760円となっており、中央競馬の約4倍近い額となっています。
地方競馬だからこそ見られるオッズであり、この時に勝利した馬の単勝オッズは2000倍を越えています。さすがに中央競馬ではこレ位のオッズになる事はまず考えられませんので、単勝オッズでたまたまこの馬に100円賭けていた人は20万円になって戻ってきたという訳です。
ちなみに地方競馬の他の過去最高配当はこんな感じになっています。
- 七重勝単勝式 15,883,590円 帯広競馬場 2016年12月24日
- 五重勝単勝式 14,696,060円 園田競馬場 2013年08月09日
- トリプル馬単 150,563,990円 大井競馬場 2018年02月22日
- 複勝 75,180円 佐賀競馬場 2005年03月07日
- 枠番連複 258,840円 高知競馬場 1997年01月14日
- 枠番連単 729,000円 中津競馬場 1997年11月29日
- 馬番連複 536,750円 園田競馬場 2010年12月21日
- 馬番連単 3,308,610円 盛岡競馬場 2006年05月20日
- 三連複 5,470,730円 川崎競馬場 2003年01月07日
- 三連単 26,693,120円 大井競馬場 2017年06月27日
- ワイド 286,620円 浦和競馬場 2001年11月05日
単勝で大穴馬券を当てる方法
単勝はあまり利益を上げる事ができない券種だというイメージを持っている方が多いかと思いますが、実際はそうではありません。上記で紹介したように大きな結果に繋がる事もあります。
しかしこれはにはコツがあり、穴馬を当てるコツさえ抑えておけばもしかしたら単勝で大きな配当をあなたも得る事が出来るかもしれませんよ。穴馬を見つけるコツについて以下で解説していきます。
実績よりも調子を見る
単勝で穴馬を見つけるコツの一つ目は、今までの実績よりもここのレースにくるまでの調子でその馬を買うかどうかを決めるという点です。
実績がある馬は当然勝つ可能性が高いので人気があります。反対に実績が全くない馬は人気が低いのでオッズが高い、いわゆる穴馬になりますよね。こういった馬を見つけなければ話にならないのが競馬で、そういう馬を見つけて的中させる事で大きな勝ちを得る事が可能になりますよね。
という訳で大切なのは実績よりも最近の調子や走りです。例えば前走の結果が全く良くなかったので人気は落ちているものの、前走はスタート不利があっただけで普通に走れば上位に食い込む可能性が高い馬とか。そういった馬を見つけるのが単勝で穴馬を的中させるコツです。
大切なのは実績よりも調子で、これまで築いてきたものよりも一発勝負で勝つ可能性を秘めているかどうかで見極めるようにしましょうね。
逃げ馬を意識して選ぶ
あまり強くない期待ができない馬であっても逃げ馬の場合はレース展開次第ではそのまま逃げ切ってまさかの番狂わせというパターンがなくはありません。
逃げ馬は周りの馬に邪魔されずに走る事ができますので前が防がれて勝てないという展開になりにくく、またスピード次第やペース次第では周りの馬が最後の直線で追いつけないという展開になる場合も多いです。
という訳で、まさかの大穴馬の1着に期待したい場合は、普段から先行逃げに特化している脚質をもっている馬を選ぶと良いと思います。ひたすら逃げ続ける馬は弱い場合はすぐに息切れして下に落ちてしまう…それが普通ですが、中には前残りで生き残る馬もいます。
大穴馬は滅多に当たりませんが、これが50回挑戦して1回当たればいい訳です。的中率よりも回収率の方が重要なわけですから、上記で紹介したように大穴馬の単勝を当てたいのであれば相当な連敗は覚悟しなければならないかもしれませんよ。
まとめ
単勝や他の券種の最高馬券や、地方競馬の最高配当、大穴馬を当てる為に抑えておきたい知識をまとめて紹介してきましたが参考になりましたか?
競馬の醍醐味と言えば高額配当で間違いありません。高額配当をゲットする為に穴となる馬を探している人もいるのではないでしょうか。そんな高額配当は滅多にゲットする事はできあませんけども、上記で紹介した秘策を駆使すればいつの日か必ず高額配当をゲットできる日がくるはずです。
単勝馬券での最高馬券は約5万円ですが、いつの日か10万円オーバーの単勝ン馬券が誕生する日も中央競馬でくるかもしれませんしね。競馬に絶対はありませんので、単勝馬券で常に競馬を勝っているという方は是非チェックしてみましょうね。